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      主演・ピエール瀧 × 監督・小林且弥
      映画『凶悪』で出会った二人が新たにタッグを組む‼

映画『水平線』

悼みー
2024.3.1㊎より テアトル新宿、UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開 2024.3.1㊎より テアトル新宿、UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開

      ピエール瀧   
      栗林藍希 足立智充 内田慈  
      押田岳 円井わん 高橋良輔 清水優 遊屋慎太郎 
      大方斐紗子 大堀こういち 
      渡辺哲
      監督:小林且弥
      脚本:齋藤孝|音楽:海田庄吾 
      エグゼクティブプロデューサー:坂岡功士 
      プロデューサー:太田あや 齋藤寛朗(KAZUMO) 
      撮影:渡邉寿岳 |録音:加唐学 小山海太|整音:反町憲人|音響効果:松浦大樹 
      美術:ホ・ジニ|ヘアメイク:森川丈二|衣装:藤原わこ|助監督:伊藤良一 
      キャスティング:大川憧子|制作担当:小玉直人 
      企画・製作:STUDIO NAYURA|制作協力:G-STAR.PRO SHAIKER 
      撮影協力:福島テレビ 観音丸(草野直雅) 共栄丸(高橋正広) 
      サンエイ海苔 磐梯マリーン 相双緑化土木 槇野産業 
      音楽制作協力:東映音楽出版|ポスプロ:日活スタジオセンター 
      配給・宣伝:マジックアワー 
      2023年/119min/カラー/シネマスコープ/5,1ch  
      ©︎2023 STUDIO NAYURA
映画前売り券はメイジャー
最新情報

Trailer

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他者を弔い、自らを再生する

Story

ある遺骨をめぐる 父と娘の物語

震災で妻を失った井口真吾(ピエール瀧)は福島の港町で娘の奈生(栗林藍希)と二人暮らし。酒好きでだらしない一面もあるが、生活困窮者や高齢者を相手に格安で請け負う散骨業を営んでいる。一方、水産加工場で働く奈生は遺骨の見つからない母の死を未だ消化できないでいた。そんな日々の中、松山(遊屋慎太郎)という若い男が亡くなった兄の散骨の手続きにやってくる。何か複雑な事情を抱えた様子を察する真吾だったが、その遺骨を預かる。ある日、ジャーナリストの江田(足立智充)が真吾の元を訪れ、先日持ち込まれた遺骨が世間を一時震撼させた殺人犯のものであると告げる。震災で多くの人が眠るこの海に殺人犯の骨を撒くのかと言う江田に対し、無関係な人間が口を出すことじゃないと相手にしない真吾。しかしその後も被害者家族と真吾のやりとりをSNSで拡散するなど、江田の執拗な取材は続く。拡散された動画を目にした奈生は言葉を失う。奈生から強く散骨を反対された真吾は、遺骨の見つからない妻への思いも相まって、「骨に価値なんかない」とはぐらかすが、奈生は「ほんの一欠片だけでもお母さんの骨が欲しい」と呟き、家を出て行ってしまう。

葛藤の末、真吾は江田の誘いに乗り遺骨を返しに行くが、除染現場で懸命に働く松山の姿を目の当たりにし、踵を返す。船を借り、一人沖へと出た真吾は朝焼けの海へ遺灰を散骨する。そして、散骨を巡って真吾と奈生は積年の思いをぶつけ合うが―――。

Cast

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ピエール瀧
as 井口真吾
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ピエール瀧
as 井口真吾

1967年4月8日生まれ、静岡県出身。

1989年に石野卓球らと電気グルーヴを結成。1995年頃から俳優としてのキャリアをスタート。映画『凶悪』(13/白石和彌監督)で、日本アカデミー賞優秀助演男優賞など、数々の賞を受賞。主な出演作品には、映画『怒り』(16/李相日監督)、映画『アウトレイジ 最終章』(17/北野武監督)、Netflixドラマ「サンクチュアリ -聖域-」(23)などがある。

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栗林藍希
as 奈生
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栗林藍希
as 奈生

2001年4月22日生まれ、新潟県出身。

2014年に新潟美少女図鑑の出演をきっかけにモデル活動を始める。2017年、映画『緑色音楽』(中村桂代監督)でスクリーンデビュー。その後本格的に俳優活動をスタートし、TVドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」(名古屋テレビ)、「家政夫のミタゾノ 」(EX)、映画『クローゼット』(進藤丈広監督)などに出演。2017年から2022年までMCを担当した音楽番組をきっかけに音楽活動もスタートし、2021年に出演した映画『青葉家のテーブル』(松本壮史監督)では劇中歌の歌唱も担当する。

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足立智充
as 江田
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足立智充
as 江田

1979年12月31日生まれ、静岡県出身。

舞台を中心に活動を始め、映画、ドラマ、CMなどで幅広く活躍。2023年、佐向大監督作品『夜を走る』で主演を務め、第23回日本映画プロフェッショナル大賞にて主演男優賞を受賞。主な出演作に『お嬢さん』(16/パク・チャヌク監督)、『王国(あるいはその家について)』(19/草野なつか監督)、『孤狼の血LEVEL2』(21/白石和彌監督)など。公開待機作に三宅唱監督作品『夜明けのすべて』(24年2月9日公開)がある。

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内田慈
as 河手
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内田慈
as 河手

1983年、神奈川県生まれ。

日本大学芸術学部文芸学科中退後。 新進気鋭の作家・演出家の作品にいち早く出演しキャリアを積む。 2008 年に『ぐるりのこと。』(橋口亮輔監督)でスクリーンデビュー以降、様々なジャンルに活躍の場を広げている。近年出演作に、主演舞台「糸井版 摂州合邦辻」、主演映画『あの子夢を水に流して』(23/遠山昇司監督)、『静かなるドン』(23/山口健人監督)、TVドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」(23/CX)、「夫婦が壊れるとき」(23/NTV)、声の出演「みいつけた!」(NHK)など。

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押田岳
as 渡部
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押田岳
as 渡部

1997年4月9日生まれ、神奈川県出身。

第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを受賞し芸能界入り。主な出演作は、TVドラマ「仮面ライダージオウ」(18/EX)、「大奥」(23/NHK)、「トリリオンゲーム」(23/TBS)、映画『嗚呼、かくも牧場は緑なりけり』(22/二宮健監督)、舞台「巌流島」(23)、「西遊記」など。

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円井わん
as 沙帆
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円井わん
as 沙帆

1998年1月3日生まれ、大阪府出身。

映画『獣道』(17/内田英治監督)でスクリーンデビュー。映画『KONTORA-コントラ』(21/アンシュル・チョウハン監督)で初主演を務め、CX木曜劇場「この素晴らしき世界」(23)で初の地上波連続ドラマレギュラー出演。ほか出演作に、映画『鳩の撃退法』(21/タカハタ秀太監督)、主演映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(22/竹林亮監督)、レギュラー出演中のNTV日曜ドラマ「セクシー田中さん」(23)などがある。

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高橋良輔
as 城島
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高橋良輔
as 城島

1984年5月14日生まれ、東京都出身。

2004年、TVドラマ『WATER BOYS2』(04/CX)で俳優デビュー。2005年、「超星艦隊セイザーX」(テレビ東京)の主演を務めた。近年では舞台や、声優にも活動の幅を広げ、TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」サムライ・キャリバー役。「ウルトラマントリガー」(テレビ東京)では、俊敏策士ヒュドラム役を務める。映画『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』(23/坂本浩一監督)に出演。

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清水優
as 隼人
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清水優
as 隼人

1985年2月5日生まれ、神奈川県出身。

日本映画学校(現・日本映画大学)作優科卒業後、確かな演技力でドラマ、映画などさまざまな映像作品に出演。近年では舞台出演も多く、演出家からの信頼も厚い。気の狂った役から普通の青年役まで演技の幅も広い。2024年1月期、アニメ「闇芝居」(テレビ東京)に声の出演。

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遊屋慎太郎
as 松山
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遊屋慎太郎
as 松山

1992年5月31日生まれ、静岡県出身。

メンズノンノなどでモデル活動、2015年に映画『アレノ』(越川道夫監督)でスクリーンデビュー。映画『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)、『あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景 vol.2』(20/永井聡監督)、『花束みたいな恋をした』(21/土井裕泰監督)、『福田村事件』(23/森達也監督)などの他、劇団「ハイバイ」の舞台にも出演。2023年12月には、W主演を務めた映画『火だるま槐多よ』(佐藤寿保監督)が公開。

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大方斐紗子
as 平島
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大方斐紗子
as 平島

1939年3月9日生まれ、福島県出身。

俳優座付属養成所卒業後数々の舞台をはじめ、ドラマ・映画など映像でも精力的に活動。映画『恋の罪』(11/園子温監督)で演じた猟奇的な母親役で注目される。近年は、TVドラマ「あなたの番です」(19/NTV)で演じた赤池幸子役も話題になる。近作は映画『おらがおらでひとりいぐも』(20/沖田修一監督)、『PLAN75』(22/早川千絵監督)、『ゴールデンカムイ』(24年1月19日公開/久保茂昭監督)など。

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大堀こういち
as 箕輪
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大堀こういち
as 箕輪

1963年生まれ、宮城県出身。

「劇団健康」(現・ナイロン100℃)に旗揚げより参加。その後「O.N.アベックホームラン」を結成し、「新ロイヤル大衆舎」のメンバーとして『王将』などを上演。「フォークシンガー小象」というキャラクターで音楽活動も行っている。最近の主な出演作にTVドラマ「特捜9」(23/EX)、「少年のアビス」(22/MBS)、舞台「ジャズ大名」、「ヴァグラント」「重要物語」(23)など。

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渡辺哲
as 清一
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渡辺哲
as 清一

1950年3月11日生まれ、愛知県出身。

劇団シェイクスピアシアターの設立に参加。85年『乱』(黒澤明監督)で映画デビュー。以降、映画『ミンボーの女』(92/伊丹十三監督)や『ソナチネ』(93/北野武監督)、『ヒミズ』(12/園子温監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明監督・樋口真嗣監督)など数々の映画に出演。ドラマや舞台の出演も多数。近年は海外作品の出演も多い。現在、韓国映画『A DRIFTING MAN』、『そして、優子II』(佐藤竜憲監督)など10本の公開待機中の映画がある。

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Staff

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監督
小林且弥
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監督
小林且弥

1981年生まれ、山口県出身。

2001年、俳優としての活動を開始し、数々の作品に出演。2022年、自身が中心となり映像プロジェクト集団【STUDIO NAYURA】を設立。 神奈川芸術劇場(KAAT)にて舞台「象」(22)の演出を務める。企画・プロデュースを手掛けたオムニバス映画『無情の世界』(23/監督:佐向大・山岸謙太郎・小村昌士)が新宿シネマカリテを皮切りに全国公開。映画『水平線』(ピエール瀧主演)が自身初の監督作品となる。

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脚本
齋藤孝
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脚本
齋藤孝

2008年に長編映画『ビルと動物園』でデビューし、 本作において映画製作会社やテレビ局などで組織されるVIPO(映像産業興機構) から有望な若手監督のひとりに選出される。 2017年には第一回松田優作賞優秀賞を受賞した脚本『オボの声』を自ら映画化し、2022年4月には舞台『象』で脚本を担当(演出:小林且弥、神奈川芸術劇場大スタジオ)。デビューから一貫してオリジナルの脚本にこだわり執筆している。

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音楽
海田庄吾
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音楽
海田庄吾

奈良県出身。幼少よりバイオリン、ギターを習得する。 管弦楽だけにとどまらず、あらゆる音楽の精鋭達とのセッションを通して得たユニークな音楽表現で多くの映画に参加している。

『百円の恋』(14/武正晴監督)でアカデミー賞 外国語映画賞の日本代表に選ばれ、『北の桜守』(18/滝田洋二郎監督)で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。近年の代表作として『銃』『アンダードッグ』(18・20/武正晴監督)、『喜劇愛妻物語』『雑魚どもよ、大志を抱け!』(20・23/足立紳監督)、『銀河鉄道の父』(23/成島出監督)、『ステップ』『ある閉ざされた雪の山荘で』(20・24/飯塚健監督)、『身代わり忠臣蔵』(24/河合勇人監督)など。

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撮影
渡邉寿岳
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撮影
渡邉寿岳

1985年生まれ、福島県出身。

主な作品に『夏の娘たち 〜ひめごと〜』(17/堀禎一監督)、『夜を走る』(22/佐向大監督)、『王国(あるいはその家について)』(23/草野なつか監督)など。2024年の公開作品に『熱のあとに』(山本英監督)、『ペナルティループ』(荒木伸二監督)がある。 映画だけでなく舞台・美術作品の撮影も手がける。梅田哲也・杉原邦生が演出し、森山未來、黒木華が出演したシアターコクーン配信企画『プレイタイム』に映像撮影で参加。梅田哲也、小林耕平らアーティストの映像作品でも共同作業をおこなう。

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整音
反町憲人
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整音
反町憲人

1978年生まれ、兵庫県出身。フリーの録音助手として活動後、

『男子高校生の日常』(13/松居大悟監督)で録音技師になり、テレビドラマや映画など、様々な撮影現場に参加。主な作品に『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21/江口カン監督)、『地獄の花園』(21/関和亮監督)、『劇場版ラジエーションハウス』(22/鈴木雅之監督)、『犬も食わねどチャーリーは笑う』(22/市井昌秀監督)、『宇宙人のあいつ』(23/飯塚健監督)など。

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音響効果
松浦大樹
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音響効果
松浦大樹

1979年生まれ、青森県出身。

東京藝術大学大学院映像研究科修了。主な作品に『湯を沸かすほどの熱い愛』(16/中野量太監督)、『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』(21/飯塚健監督)、『ちょっと思い出しただけ』(22/松居大悟監督)、『お前の罪を自白しろ』(23/水田伸生監督)など。2024年公開待機作に吉田恵輔監督『ミッシング』がある。

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美術
ホ・ジニ
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美術
ホ・ジニ

韓国ソウル出身。大学でインテリアを勉強し、日本のテレビ美術を学びたく日本に留学。東放学園専門学校のテレビ美術を卒業。 美術会社ヌーヴェルヴァーグに入社し、多岐に渡るジャンルで美術進行を務める。 主な参加作品に、映画『リッちゃん、健ちゃんの夏。』『春』(21/大森歩監督)、『さくら、』(21/安藤政信監督)、『スパゲティコード・ラブ』(21/丸山健志監督)。CMに「綾鷹『桜ひらく、おいしさひらく』篇、『春は抹茶』篇」、「レモンサワー こだわり酒場『川柳』篇、『トリトリレモレモ』篇」 、「サントリーオールフリー『証拠みせて』篇」など。PV、MVにSnow Man「DA BOMB」。

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ヘア&メイク
森川丈二
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ヘア&メイク
森川丈二

1988年より資生堂へ在籍し、数多くのTVコマーシャル・広告のへアメイクを手掛ける。同時にコレクションでのヘアメイクや様々な雑誌・ヘアショー・セミナーなどの活動を国内外で担当。1996年には、JHA(ジャパン・ヘアドレッシング・アワード)においての、最年少グランプリ受賞の他、最優秀ロンドン賞2回・準グランプリ2回など数々の受賞暦を持つ。ナチュラルからクリエイティブまで、他に類を見ないクリエーション力を発揮し、国内外の幅広い分野で活躍中。2023年、クリスチャン・ディオール「夢のクチュリエ展」に参加。

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スタイリスト
藤原わこ
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スタイリスト
藤原わこ

1987年生まれ、大阪府出身。 専門学校を経て上京し3年半のアシスタントをしたのち独立。CM、広告系を中心に幅広く活動している。

CMに「日清 完全メシ」、「ベネッセ こどもチャレンジ」、「イオン トップバリュ」、「西武園ゆうえんち」など。ショートドラマ「いつもそばにback numberがいた」、MV にUVER world 『えくぼ』、映画に『無情の世界』epi1:真夜中のキッス(23/佐向大監督)、カタログ「LIXIL」、「Pigeon」 など。

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助監督
伊藤良一
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助監督
伊藤良一

1973年生まれ、大阪府出身。 日本大学芸術学部映画学科卒業。90年代後半より、テレビ・映画問わず、数々の作品で助監督として手腕を振るう。

演出部としての代表作に、映画『赤×ピンク』(14/坂本浩一監督)、TVドラマ「白い巨塔」(19・テレビ朝日/鶴橋康夫監督)など。監督としての代表作『ウルトラマンジード』など。近年はプロデューサーとしての活動にシフトし、「戦国炒飯TV」などのバラエティ番組のほか、劇場映画『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』(23/坂本浩一監督)、BS-TBS「あなたはだんだんほしくなる」など、あらゆるフィールドで多くのクリエイターとタッグを組む。

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Interview

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インタビュー 小林且弥 監督

取材・構成 森直人

――まず初監督されることになった経緯について教えてください。

僕は約20年間、俳優として沢山の現場を経験させていただきました。その過程で、役に対して客観性を持ってしか演じられない自分にフラストレーションを感じていくと同時に、いつしか作品を制作する側への思いというものが心のどこかでどんどん強くなっていったんです。ただ、あくまで個人的なものとして、俳優をやりながら監督や制作側の立場に立つことにどうしても違和感を覚えてしまう自分がいました。そこで一旦演じる側であることを止め、自分自身で企画やプロデュースなどを手掛けるSTUDIO NAYURAを2022年からスタートさせました。

その決断にも大きく影響しているのですが、今回の『水平線』に関しては元々2018年頃、神奈川芸術劇場(KAAT)から「オリジナルの舞台をやらないか」とのご依頼をいただいたことがきっかけです。舞台演出に関しても僕は初挑戦だったんですが、まずはそのオファーを受けて、自分が主演した映画『ビルと動物園』(08)などの監督、齋藤孝さんに脚本作りをお願いしたところから始まりました。

そこで「福島を舞台にした、不在を抱えた男の再生の物語」という骨組みが出来上がったんですね。ただ準備中にコロナ禍に入ったことで、企画自体は延期を重ねたり、諸々の事情も相まって、結局は斎藤さんの脚本と僕の演出という形で、サーカス団の裏舞台を描いた『象』という全く別の作品を2022年4月に上演しました。

一方、宙ぶらりんとなった『水平線』の基になった脚本は、自分自身が福島の人達との関わりを持っていく中で、皆さんの生の言葉をそのまま取り入れていたりするので、作品化をどうしても諦められませんでした。そこで、作品のテーマ的にも多くの方に届く可能性のある映画化を目指してブラッシュアップしていきました。

――海に遺灰を撒く海洋葬を請け負う専門業者である「散骨業」という職業を扱った映画はまだ珍しいかと思います。

最初は齋藤さんからの提案がきっかけです。理由はいろいろあるんですが、まずひとつは、家族という共同体の希薄さが進む時代の中、遺族の弔い方も多様化していて、そこに現代の日本社会を表わすテーマを垣間見ることができると思いました。例えば一度も会ったことのない親戚が亡くなった時、散骨を業者に依頼するようなケースが増えていたりだとか。

もうひとつは、やはり2011年3月11日の東日本大震災のあと、余りにも多くのご遺体を弔わなければいけない現実があった。東北でもセレモニー会社が海洋散骨を請け負うようになったりですとか、この10年で散骨業の需要が全国的にも急激に伸びたわけです。個人的に躊躇なく使える言葉ではないですが、「散骨ビジネス」というものが震災後に実際広がっていった。その際には個々の鎮魂思想も揺さぶられる気がしました。遺骨は個人の魂が宿ったものなのか、それとも単なる「モノ」なのか――。

あと、貧富の格差ということも顕在化しやすいんですね。通常の埋葬に比べるとコストが安いので、経済的な事情で散骨を選択する遺族の方も多い。こういった今の時代に混沌と渦巻く多層的な問題を、散骨業を通すことで集約して描けるのではないかと思いました。

――取材は随分されたとか。

はい。例えば映画やドラマなどで、遺骨をそのまま風に吹かれるようにして海に撒くシーンがよく出てくるじゃないですか。僕も同様の既成イメージがあったんですけど、実際は水溶性の紙にパッキングするんです。こういったガイドラインは各協会や自治体によって異なるらしいのですが、例えば陸地から1海里(1852m)以上離れた海洋上で行わなければならないとか、遺骨を1片2mm以下に粉砕する必要があるとか、それぞれで細かいルールが定められていることは取材を通して初めて知りました。

あと、やはり海洋散骨自体に対する賛否の声もあるんですね。映画の序盤で「海汚しが!」というヤジが飛ぶシーンを入れましたけど、例えば海を生業の場とされている漁師の方々の中には不快に思われる方も実際いらっしゃるようです。ただ肯定的なご意見を持つ方々も多く居ますし、当然ですが一括りにはできません。

――主人公・井口真吾を演じるのは、小林さんが『凶悪』(13/監督:白石和彌)で死刑囚となった暴力団の元組長と舎弟役でご共演されたピエール瀧さん。

主演はピエール瀧さん以外に僕は考えられなかったんですね。そもそも以前から、もし自分が映画監督をすることがあったら、最初の作品は主演として瀧さんに立って欲しいと勝手に思っていました。今回の脚本も瀧さんが井口を演じる前提で組み立てていきましたし、もし断られていたらクラインクインしていなかったかも。

ご本人との面識としては、実は『リンダ リンダ リンダ』(05/監督:山下敦弘)の現場ですれ違ったりとか、もう結構長い。僕が役者を始めてすぐの頃から20年ほど崇めている兄貴分的な存在なんです。

なぜ瀧さんにそれほど惚れ込んでいるかと言うと、人間存在としての「地肩の強さ」。ミュージシャンとしてもタレントとしても、何をやっても独特。僕が役者の強さで最も憧れていたのが、こういう唯一無二の存在の強度なんですね。どこか正体不明の浮遊感もあって、瀧さんなら芝居のテクニックとかじゃなくて、どんな役を演じた時にも、その役の本音を見せてくれそうな気がする。

今回の井口にしろ、妻の「不在」を抱えているからと言って、ずっとシリアスな表情をしているわけではない。彼の心の解放区になっているスナックではだらしない男の顔を見せるし、カラオケで「勝手にシンドバッド」を歌うシーンは撮影初日の朝イチに撮りました(笑)。外からは矛盾や隙に見えるような多面性を抱えているのが人間だし、その強度を上げてくれるのは瀧さんしかいないと思ったんです。

――この映画では「こことよそ」の対立だけでなく、内部でも衝突や分断があるということも多声的にしっかり描かれている。それは父と娘の想いのすれ違い……井口の娘である奈生(栗林藍希)の在り方にも関わってきますよね。

説話構造としては父と娘の関係が主軸になっているとも言えます。やはり「不在」をめぐっても認識や想いの違いというか、奈生にとってはまだおぼろげな記憶の中で、小学生の時にお母さんが突然居なくなってしまった。父親としての井口は、彼なりに奈生には自分自身の人生を大切にして欲しいと願っているんだけど、当然ながら娘の複雑な胸の内を想像し切れていない。そこのやるせなさを映し出すことで、ある意味で震災から時が止まっている井口真吾という人物も見えやすくなるかなと思いました。

あと井口同様に、奈生もやはり「不在」を陰鬱に抱えているだけの人物にはしたくなかったんです。奈生の友人・沙帆(円井わん)は公務員の資格を取ろうと国家試験の勉強に励んでいる最中ですけど、彼女は奈生が「もうひとつの人生」の可能性を見るような同年代の存在とでも言うんでしょうか。奈生も沙帆といる時は彼女の快活さに同調するし、楽しい時間を共有することができる。ただ、そこからひとりになった時、どこか不全感や鬱屈を抱えた今の自分が照射されるところがある。

結局、映画の最後まで行ってもこの父娘は何かを浄化できたわけでも、前に進んだわけでもない。ただ「前に進む」ことはできなくても、少しだけ「向きが変わる」だけでも、何かしら希望の在処は見えるんじゃないかと思ったんです。

――群像劇という側面もこの映画にはあると思いますが、役者の皆さんが本当に素晴らしかったです。

役者さんに関しては、とても良い関係でやれたなっていう実感があって。逆に言うと、演出家としての僕は、役者さんに寄り添ったり、演技しやすい環境という点にアプローチすることしかできないんですね。キャストは皆さんとても勘のいい方々ばかりでしたし、理想的なバランスでやれたように思っています。

いわゆる脇の登場人物に関しても、奈生の同僚であるシングルマザーの河手さん(内田慈)なんかまさにそうですが、やはり物語を転がすためだけに存在するような一面的で記号的なキャラクターにはしたくないという想いがありました。実際の人間関係やコミュニケーションだと、他人って距離感が変わると違う顔を見せるじゃないですか。そのグラデーションを繊細に描けたらいいなと。

自分が役者をやっていたせいもあるんですが、何より「良い芝居」を優先しちゃうところがありますね。本筋から離れたところでも演者の良い顔を目にしたりすると、なかなかテイクを切れない。結果的に自然と長回しが多くなってしまいました。現場では短いカットもそれなりに撮ったんですけど、結局編集であまり使わなかったですね。

――映画を撮りあげての手応えとしてはいかがでしょうか?

当然ですが、監督と言っても僕ひとりの力では到底なし得ないレベルの映画が完成したと思います。この10年ほど、自分がもやもやと考えていたことを、素晴らしいチームの総合力で納得のいく形にできたことを誇りに思っていますし、スタッフやキャスト、福島の地元の方々を含め、協力していただいた皆さんに心から感謝しております。

この映画は何か体裁の良い「答え」を出すような映画ではありません。特に最後の井口の決断……殺人犯の遺灰を海に散骨する、というのは、僕自身「本当にこれでいいのか?」と非常に迷ったところなんですね。もちろん意見は分かれると思いますが、しかし物語の中で映画を完結させるのではなく、現実を生きる観客の皆さんに委ね、問題提起として投げ掛ける映画にするべきだと思いました。どういう声に耳を傾け、どう自分が個人の声を発していくのか。何を選択するのか。ぜひ『水平線』をご覧になった皆さんの声を聞かせて欲しいです。

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